眠れない日は誰にだって必ずやってきます。
子供の頃、怖いテレビを見てしまった夜は怖くて全然眠れなくなってしまうなんて経験は誰にでもありますね。
不眠症は大人になれば、より複雑なことが原因になり、その原因や症状も人それぞれです。
今回はそんな不眠が一日でも解消できるように実践してきた中でも効果のあった入眠方法をご紹介したいと思います。
昼寝入眠トレーニングをしてみよう!

会社の休憩時間や、学校のお昼休み、日中に30分から1時間ほどの時間を入眠のトレーニングに活用する方法をご紹介します。
このトレーニングの効果は、睡眠に入る前の入眠に焦点を当てています。
眠れない原因のひとつに睡眠前、まだ脳が活動しているときに頭の中のおしゃべりが邪魔をして、全然寝つくことができなくなってしまったことはありませんか?
「早く眠りたい」という意識とは裏腹に頭の中では明日の予定のことや最近の悩みなどが頭の中を駆け巡り、いつの間にか何時間も眠れないままベッドの中で過ごすような日々。
日中にお昼寝が出来る時間があるなら是非昼寝をする習慣を取り入れてみてはいかがですか?
このお昼寝のポイントは、お昼寝が出来るかできないかが重要なのではなく、入眠時にどんなことを考えているかがポイントです。
眠るか眠らないかよりも睡眠前、何を考えているかに注目!

それでは実際に入眠のトレーニング方法を紹介したいと思います。
会社や学校で昼寝ができそうな休憩時間が20分間あるならばその時間をお昼寝時間にしてみてください。
楽な姿勢で深呼吸をするなどして、なるべくリラックスしてください。
簡単な予定を立ててみてもいいかもしれません。たとえば、「今から目をつぶって、5分間くらいで眠りについて15分熟睡できるといいな」というようなイメージをしながらお昼寝をしてみましょう。
そうすると、毎日のように眠れる人もいれば、全く眠れない人、眠れる日と、眠れない日が日によって違う人に分かれます。
眠れた日も、眠れなかった日も眠りにつく前の自分の頭の中の考え事、思考を観察してみてください。
眠れているときの頭の中は、自分にはあまり関係のない、なんでもないような、どうでもいいようなことを考えていることが多いはずです。
どうでもいいというのは少し言い過ぎかもしれませんが、
それだけ頭の中がリラックスしていて考えなくてもいいようなことをぼんやりと思っているようなときに入眠できることが多いはずです。
それでは次に眠れないときの頭の中はどうでしょうか。
「残り15分になってしまった。今から眠れたとしてもたった10分しか眠れないな」だとか「今眠れないと午後から集中できないから眠れないと困るなぁ」などという思考が続き、そんな風にどんどん時間が過ぎて結局お昼寝が出来ないという結果になっていませんか?
眠れた時と違って眠れない時は頭の中の思考が時間のことや自分の事に意識が向いていることが多いはずです。
リラックスしているときに感じていることを観察しよう

お昼寝入眠トレーニングのポイントは、眠れる日と眠れない日の頭の中の考え事の違いに気づくことができるかどうかです。
眠りにつくことに対して苦手意識がついてしまうと、必要以上に私は眠れないと感じてしまいます。
その睡眠がストレスになり、そのストレス解消のための行動が過度なものになってしまい、お酒を飲まないと眠れない、テレビを見ていれば眠くなるといった本来の自分にはなかった習慣が睡眠のための重要な儀式になってしまったりします。
そのような間違った睡眠へのイメージを創りださないようにしましょう。
多くの場合、眠れる時は自分以外のなんでもないどうでもいいような事に意識が向いていることが多く、眠れない時は自分に関係のあることに意識が向いていることが多い傾向があると思います。
個人差もあるので断定はできませんが、眠れる時の思考と眠れない時の思考の違いに気づいてみてください。リラックスしていると何を感じていて、リラックスしていない時は何を考えているかに気づくことです。
いろんなリラクゼーションアイテムも入眠前の思考に気づくことができればより効果を発揮することでしょう。
まとめ
今回は、毎晩ゆっくりと熟睡できるために、お昼寝を活用してできるトレーニングを紹介しました。
その違いに気が付けたらあとは、自分の思考を観察してみてください。「あ、また眠れない時にする考え事をしているな」と気づくことができればこのトレーニングは成功です。成果が出てくるはずです。
次は眠れる時に感じているイメージに切り替えていくことで脳もリラックスした状態になり、入眠も楽に出来る日が来ることでしょう。
このお昼寝入眠トレーニングによって、一日でも多く快眠できる方が増えることを願っています。
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